先週、開幕しました劇団四季のサウンド・オブ・ミュージック。
昔から、
東宝などで公演されていた
世界的に有名な作品ではありますが、
今回、アンドリューロイドウェバーが
演出をし直したNEWバージョン♪
手元にチケットはありませんでしたが、
譲って頂けることになりまして、開幕すぐの貴重な公演に行かせて頂きました。
素晴らしい!!の一言ですね。
作品(原作)がシッカリしているのもありますが、
役者さん一人一人の技術の高さ。
子役が多くでますが、その子供たちも素晴らしかったです。
小さな子どもから大人まで、感動する場所は違えど、
どの世代にも受け入れられる作品で、
この作品を手に入れた劇団四季。さすがです。
主演は井上ちえさん。
ルックスなどマリアのイメージに近く
井上さんの抜群の歌唱力で
冒頭のソロより観客を魅了していました。
今回の魅力の一つに外部から出演される、鈴木綜馬さんの出演があるでしょう。
あの美声が再び四季の舞台で聞けるというのは、
昔からのファンにとってはたまらないでしょうね。
しかしながら、ダブルorトリプルキャストとなっているのと、
劇団四季は事前にキャストを発表しませんので、
ひやひやしながら、劇場に入りました。
この一週間、二人のキャストが入れ替わりで出られていたようですが、
無事、鈴木さんで観ることができました。
トラップ大佐の厳格さを、しっかりと表現されており、
台詞がなくとも伝わってくるものが多く、自然と引き込まれました。
演出の問題なのか、舞台だから仕方がないのか、
全ての場面を再現できていません。台詞や歌にも限界がありますが、
その限られた空間の中で、
あれだけ観客を引き込み、理解させる、あの演技力には脱帽です。
この作品のカギを握る役は、私は修道院長にあると思います。
特に1幕最後の曲。
秋山知子さんの歌声に圧倒され幕がおります。
この役が駄目だときっとこの舞台は崩れ落ちるでしょう。笑
そしてなんといっても
何度か観たくなる要因の一つに
子役の可愛さがあるのではないでしょうか。
一体どのくらい稽古をされたのでしょうか。
パンフレットには6人(長女を除く子供)×5組のローテーションで
稽古をしていたとありますが、
凄い完成度ですよ!!
3女の台詞の多さ。結構、重要な役どころです。
5女のソロなんて、応援したくなります。笑
多くの子役さんがいるので、
こちらも何組か観てみたいものです。
是非、この勢いで大好きなビリー・エリオットも上演してもらいたいものです。
キャスト(敬称略)
マリア : 井上智恵
トラップ大佐 : 鈴木綜馬
修道院長 : 秋山知子
エルザ : 坂本里咲
マックス : 勅使瓦武志
シュミット : 大橋伸予
フランツ : 青山裕次
シスター・ベルテ : 佐和由梨
シスター・マルガレッタ : 矢野侑子
シスター・ソフィア : あべゆき
ロルフ : 飯田達郎
【フォン・トラップ家の子どもたち】
リーズル : 谷口あかり
フリードリッヒ : 笠原知也
ルイーザ : 今井利奈
クルト : 川原一輝
ブリギッタ : 石井日菜
マルタ : 清水乃愛
グレーテル : 平井花南
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